| この道は桜の回廊がとても有名なのです | ||
| 「あの岬をまわって、 さらにず〜っとその先まで 桜が続いているんですって」 「休日は10キロ手前から あの向こうまで ず〜っと渋滞なんだよねえ〜」 …ですから平日の早朝に 来たんですよ。 「当たり前だ。 混雑の下で眺める桜に 風情などあるか」 「……えらそーに」(ぽそり) 「む?」 |
「もう散り始めているな」 「いいじゃない。来年も咲くからさ。 季節はめぐり繰り返されるってね」 「循環式時間観か」 「そうそう。 ここはひとつ東洋風に」 「おーい」 「こっち向いてください」 「お」 |
(桜の木の下には死体が埋まってる…) 「ん?」 「…べったべたなんですけど つい言ってしまいますよね」(照れ照れ) 「なあに?」 |